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ドラマ『警視庁捜査一課9係 season11』第4話感想

こめなべ-20160429

ドラマ『警視庁捜査一課9係 season11』第4話、切なかった

ドラマ『警視庁捜査一課9係 season11』。 メインキャストは、渡瀬恒彦さん、井ノ原快彦さん、羽田美智子さん、津田寛治さん、吹越満さん、田口浩正さん、原沙知絵さん、中越典子さん。

2016年4月27日に放送された、第4話のゲストは篠田麻里子さん、須田邦裕さん、金子昇さん。

『時間差殺人』というタイトルから、なにか面白いトリックが展開されるのでわ?!と、興味を惹かれていたのですが…とても切ないお話でした。

今回は、第4話『時間差殺人』の感想を書きます。 ネタバレを含みますので、ご注意ください。

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『時間差殺人』あらすじ

ベンチャー起業の社長・高見沢(金子昇さん)が、何者かに殺害される。 通報を受け現場に駆けつけた、9係。 第一発見者は高見沢の妻・美咲(篠田麻里子さん)だった。

車を取りに行った夫を待っていたが、銃声が聞こえ様子を見に来た所で、高見沢の遺体を発見したという。 美咲の話と現場に残った弾痕を見て、倫太郎(渡瀬恒彦さん)は、違和感を覚える。

高見沢は最近、土橋(須田邦裕さん)という男に付きまとわれていた。 青柳(吹越満さん)と矢沢(田口浩正さん)が調べると、事件当日も高見沢を追って、土橋が事件現場近くにいたということがわかる。

土橋は高見沢が過去に行っていた、振り込め詐欺について調べていたという。 「殺したいほど憎んでいたが、殺してはいない」と、犯行を否定する、土橋。

小宮山(羽田美智子さん)と村瀬(津田寛治さん)は、社長仲間の西田から高見沢の過去を聞こうとするが、「昔の話をしたがらなかったので、詳しくは知らない」と言われる。

倫太郎と浅輪(井ノ原快彦さん)は、事件現場付近に停まっていたタクシーの車載カメラの映像を入手。 銃声が2発入っていたのだが、1発目と2発目の間が約2分空いていた。

なぜ犯人は、そんな時間を空けたのか? 事件現場を再度訪れ、倫太郎と浅輪は不自然な位置にある弾痕と、司法解剖の結果で「弾が貫通した膝から、微量のコンクリートの粉」が検出されたことを照らし合わせる。

どうやら犯人は最初、高見沢の足元を狙ってに威嚇射撃をしたのではないか? その弾がコンクリートに当たって、跳ねた弾が膝を貫通してしまった…殺すつもりはなかったのではないかと。

では、なぜ2発目を撃ったのか? それは、撃たなければならない理由ができたからではないか?と、倫太郎は考える。

高見沢の捜査をしている中、西田までもが拳銃で殺されてしまう。 現場に残された薬莢は、高見沢を殺した銃と、同じ型の物だった…どうやら2つの事件は繋がっているらしい。

西田を調べると、高見沢と一緒に過去、詐欺をしていたらしいことがわかる。 捜査線上には、土橋の名前が再浮上するものの、犯行時の完璧なアリバイがあった。

取調室を後にする土橋に、倫太郎は「明日、関係者の家を徹底的に家宅捜索し、拳銃を必ず見つける」と告げる。 それは倫太郎の仕掛けた、罠だった。

その日の夜9係は、拳銃を捨てようとする美咲を、取り押えることに成功した。

美咲は、夫・高見沢からの度重なる暴力に耐えていた。 そこへ土橋が現れ、高見沢の過去を知らされる。 事件当日、犯人が残した拳銃を手にした時、これまでの仕打ちを思い出し、恐怖で引き金をひいてしまったのだった。

西田は、ニュースを見て美咲が高見沢を殺したと推理。 美咲に拳銃を返すよう、迫ってきた。 その際、揉み合いになり誤って、発砲してしまったのだった。

土橋は、高見沢を調べ美咲に話をしたものの、彼女もまた高見沢の被害に遭っていることを知り、なんとか助けられないかと思っていたと告げる。

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まさか美咲さんに撃たれるとは、思わなかったんだろうなぁ

最初、海(多分)を見つめる美咲さんの頬に触れる、高見沢さんは彼女を愛おしく想っている感じだったし。 美咲さんも幸せそうに、彼を見つめていたから…まさかDVの被害に遭っているなんて、想像もしませんでした。

うーん。 もしも足を撃たれて、美咲さんに拳銃を向けられた時、高見沢さんが「助けてくれ」って言ってたら、違う展開になっていたのかなぁ。

「殺すぞ、テメェ」って言われたらね。 そりゃ今までのこと思い出して、それ以上に辛い目に遭うって、怖くなりますよ。 引き金をひいたときって、パニック状態になってたんだろうなぁ…美咲さん。

彼の遺体を見送って、泣き崩れる姿は“好きだから”こそ…だし。 あ…でも、自首しなかったり、証拠隠滅を図ろうとしたのは逃げられるものなら、逃げたいと考えた…からなのか、な?

もしも捕まらなかったら、美咲さんはどうするつもりだったんだろう?

とりあえず高見沢さんは、絶対撃たれないと思ってたから、あの場面でも、暴言を美咲さんに吐けたんじゃないかと、思う。 その感情が愛なのか、支配的なものからなのかは、わからないけれど。

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公式TwitterにUPされてた写真の場面がありましたね!

今回も青柳さんと矢沢さんの掛け合いに、萌え萌えさせていただきました!! はい、ワタクシお2人推しです!! テンポとか、言葉の強弱とか…毎回、絶妙過ぎて悶えます!

土橋さんの家(工場?)に、勝手にシャッターくぐって入っちゃうところとかねー! 入るの入らないので揉めて、なだれ込むように中へ…のくだりが大好きでした!

あ!この場面は、9係の公式Twitter様がUPされていましたよね!! コレコレ!!

「こんなセリフの場面だったんだー!!」と、感激しました! 写真見たときは、ただ中を覗き込んでるだけの場面だと、勝手に思っていたので。 「おおっ!中に入ってくんだ!」と。

あと、詐欺をしていた男(西田)が海外に長期滞在していたことがわかり、詐欺罪でも逮捕できるかも!?とわかったときの、「おおっ!?」という合いの手がたまりませんでした!

なにか発言するごとに「おおっ!」をつける、青柳さんと矢沢さん可愛かった。

9係でのミーティング風景は、全員揃っての掛け合い(ちょっと言葉が違うかもしれませんが)が見られて、大好きです!

第5話には、伝説の鑑識・猪狩さん(伊東四朗さん)が登場!! やったー!待ってましたっ!!

猪狩さんが登場すると、倫太郎さんまで少年みたいな雰囲気になって、いつもと違う表情が見られるんですよねー! すっごく楽しみです!!