こめなべ

マンガ・アニメ・ドラマや映画の感想&声劇台本置いてます

イラストを簡単に楽しめるようになった、心のコツ

こめなべ-20160523-2

イラストを描くって、ハードルが高いと思いますか?

イラストとか、絵を描く…というと、「上手くなきゃダメだ」とか、「綺麗に描けなきゃいけない」というように、変なプレッシャーがかかることが多いもの。 そりゃあ、できれば上手に、綺麗に描きたいけれども…中々イメージ通りには仕上がらない。

イラストを意識して周囲を見てみると、スゴイ作品を描かれる方は沢山いるし。 見れば見るほど、いたたまれなくなって「私には、描けない」…と、思ってしまう。

でも…。 "線と丸が描ければ、イラストは描ける"(というような内容だった気がする)って、手塚治虫さんの書かれた本に載っていて。 「そうか!線と丸が描ければいいんだ!!」って、読んだ当時…私の中のイラストを描くハードルは、少し下がりました。

さらにある番組を見て、描くことに対するプレッシャーが随分軽くなったので、今回はそのお話を書きます。 いつ、どこで見た番組だったのか…タイトルも内容もおぼろげなので、実際に放送されたものとは大分異なるかもしれません。

また、イラストを上手く描けるようになる方法ではないので、ご容赦ください。 ただちょっと、イラストって面白いかもよ?ってお話しです。

スポンサーリンク

イラストを描く前に"発想力"で遊んでみましょう!

その番組でされていた…実験を、真似してみます。

まず、これを見てください。 何が描いてあると思いますか?

こめなべ-20160523-1

「点」とか、「丸」とか。 オトナの人の答えは、限られています。 ところがこれを、小さい子どもたちに見せると。

「花の種」 「星」 「スイカ」 と、様々な答えが飛び出してきたのです!!

そんな風に言われると、あら不思議。 点や丸にしか見えなかったものが、「花の種」にも「星」にも「スイカ」にも見えてきませんか?!

面白いですよね。 白い紙に、黒いペンでグリグリとインクをつけただけなのに。 「花の種」も「星」も「スイカ」も描けちゃいました!

この番組の趣旨はなんだったのか、全く覚えてないんですが。 私は「ああ…何を描いたかじゃなくて、見た人がどう思うかなんだなぁ」って思ったのです。

確かにイラストって、描いたら誰かに見てもらいます! 作品を見てもらうときは、どうやっても描いた人の手を放れて、イラストは見る人の世界に行ってしまう。 だから精密に描けているからとか、綺麗に描けたからとかの基準は、自分の物差しとは異なるのかもしれません。

また、見る人の発想力によっても変わってくると思うんです! 1枚の絵でも、見る人ごとに違う印象を持たれるんじゃないかと。

スポンサーリンク

タイトルをつけてしまえば、それはもう作品です!

これは上記の番組とは、違う番組での内容だと思うのですが。 ある人が、こんな質問をされました。

「ただの絵と、作品の違いはなんでしょう?」

言葉のニュアンスとかは、全然違うと思うのですが…こんな意味合いのことです。 答えは「タイトルがついているかどうか」でした。

つまり…どんな絵でも、タイトルをつけてしまえば"作品"になってしまうと! 私の脳内で、超解釈および改ざんが行われているかもしれませんが、絵ってそういうものなんだそうです。

たとえば先程の。 白い紙に、黒いペンでグリグリとインクをつけただけの絵(絵なのかな?)だって。 タイトル「宇宙」。

こめなべ-20160523-1

としてしまえば、「宇宙の絵」になってしまうのです(多分。きっと)!!

………面白くないですか?こういう考え方って!! 私は「面白い!」と思って、イラストを描くハードルがぐぐぐーんと下がり、今も自分のペースで楽しんで描くことができています!

「イラスト?絶対無理です!描けません!!」って方も、この記事を読んで「ちょっと紙とペン用意してみようかな?」ってなっていただけたら、嬉しいです。