寺島進さんが予想以上にパワフルで圧倒されました！
現在、日本テレビ系で放送されている、ドラマ『お迎えデス。』。 原作は、田中メカさんのマンガ『お迎えです。』。
メインキャストは、主人公の堤 円(つつみ まどか：通称 エンちゃん)を福士蒼汰さん、阿熊 幸(あぐま さち)を土屋太鳳さん、ナベシマを鈴木亮平さん、ゆずこを濱田ここねちゃんが演じておられます。
第6話のゲストは、寺島進さん、伊澤柾樹クン、森カンナさん。 さらに『笑点』とのコラボで、三遊亭好楽さんが出演されました！！
今回は、ドラマ『お迎えデス。』第6話の感想を書きます。 ネタバレを含みますので、苦手な方はご注意ください。
予告から気になっていた、寺島進さん演じる・達夫さんが予想以上にパワフルで圧倒されました。 いつもどんなときも、全力な達夫さん…尊敬です。
放送まで1時間半?
— 公式『お迎えデス。』⑦話 土曜夜9時?? (@omukaedeath_ntv) 2016年5月28日
あと1点決めていれば…あの時、守りきれていれば…勝てたのに。そんな経験ありませんか?
たとえ、下手くそでも、自分を信じれば、みんなの笑顔が待っているんデス。
今週は、弱くても勝てるんデス？
乞うご期待?? pic.twitter.com/EMh8R6mJtJ
諦めない…というか、常に前進する姿勢の人が傍にいると、ひっぱられますよね。 いい意味で！ もしも達夫さんみたいな人が身近に居て、親しくなれたら人生変わるんだろうなぁ。
『お迎えデス。』第6話のざっくりしたあらすじ
幸は入院して動けないが、円1人でも幽霊たちの未練を叶えられるとわかった、ナベシマとゆずこ。 2人は円の元へ新たな依頼者・達夫を連れてくる。
彼の心残りは、所属していた草野球チームが、自分の所為で人数が足りなくなり、試合ができなくなることだった。 円は達夫に連れられて、チームのメンバーが集まる喫茶店へ行く。
人数が足りないので解散するしかないと、弱気になるメンバーたち。 達夫は、来週の試合にだけでも出てくれと、円に頼み込む。 1回だけならと、チームに入る円。
そこへ、真理(森カンナさん)が現れる。 弟の真之介(伊澤柾樹クン)を、連れ戻しに来たのだ。 自己主張の少ない真之介は、黙ったまま真理に従う。
真之介は、達夫に無理矢理チームに入れられたんだと主張する真理。 しかし達夫は、真之介が野球をやりたそうにしている姿を見てきた。 だから一緒に野球をやって、1度でも勝たせてやりたかったのだという。
真之介の自宅の前でこれからどうするか悩んでいる、円と達夫の前に千里(門脇麦さん)が現れる。 幽霊だからこそできることをやる…と、無断で真之介の部屋に入り、様子を伺う。
円が幸に、真之介が抜けたことによりまた人数が足りなくなったと相談していると、偶然、加藤(森永悠希さん)たちが見舞いにやってくる。 円は加藤と共に、達夫のチームで野球をすることに。
早速バッティングセンターで、自主練をする2人。 そこへ達夫と千里が現れる。 真之介の後をつけてきたという。
野球の練習をするのかと思えば、バッティングセンターのバイトを始める真之介。 期待が外れてガッカリする、達夫。 ところが…バイトが終わると真之介は、誰もいなくなったバッティングセンターで、1人野球の練習を始めた。
実は真之介は野球をやりたいのだ―…。 けれど自分が犯したミスの所為で、チームの勝利を逃したことがトラウマになっていた。 達夫からの報告をうけ、円は真之介と2人で話をする。 円は「やりたい…というには、勇気がいるけれど」と、自分の体験を交えて語り、そっと真之介の背中を押してやる。
試合当日、後半になっても真之介の姿は球場になかった。 加藤が足をケガして、出場が無理になったとき…ようやく真之介が現れる。 そして初めて自分の口で「野球をやりたい」と言う。
円の身体を借りて、達夫も試合を楽しみ、ホームランを打って逆転する。 そのホームランは、千里の力のおかげだった。 気づいた円は、千里にこっそり礼を言う。
未練を解消できた達夫は、ナベシマとゆずこの迎えに応じ、成仏してゆく。
真之介クン、達夫さんに出会えて本当によかったね！！
やりたいことをやって、楽しそうにしている人たちを、少し離れた場所から見ている。 そんな真之介クンに、自分を重ねてしまって感情移入しまくりでした。
確かに、やりたいことと出来ることは違う。 やりたいことを「やりたい」と言うだけで、人に迷惑をかけることになるかもしれない。 チーム戦なら特にそうで。
だから、一歩が踏み出せない。 「いいなぁ」と思いながら、見ているだけ。 そうすれば…誰かに迷惑をかけて落ち込むこともないし、足手まといだと嫌われることもない。 自分にとったら"その位置"が、一番適しているのかも。
諦めかけていたところへ、達夫さんが壁を飛び越えて仲間に入れてくれる。 怖くもあっただろうけど…すっごく嬉しかっただろうな。 上手に表現はできなくても、真之介クン。心の中では泣きそうに嬉しかったと思う！
その後。 練習しても上手くならないから、勝手に自己嫌悪に陥って自信無くしてくとこもわかるし。 このボールを取れば、初勝利！！ってところで、声も出せずにただボールをフラフラと追ってしまったところも、わかる。 ぶつかってしまった相手の声も、あの状態では聞こえていなかっただろうし。
それでも自分がミスして、チームが負けたことは痛いほどわかる。 「自分さえいなければ、チームが勝てたのに！」とも、思う。 最終的に…僕が野球をやりたいなんて、言わなければ…とかまで思う。
だけど達夫さんは、「失敗したって、次、頑張ればいい！」と言ってくれる。 今日負けたって、次勝てばいいって笑ってくれる。 なによりみんなで野球をやる"今"が楽しい！ってことを、教えてくれる。
その発想は、達夫さんに出会わなければ、絶対辿りつけなかったもので。 楽しいと感じる気持ちは、赦されるんだって…誰にって訳ではないけれど、思った。
好きで好きでたまらないなら、野球をやりたいって言葉にして、みんなと一緒にグラウンドを走り回ってもいいんだ。 人に迷惑をかけるのもチームだけど、苦手な部分を補ってくれるのもチームだからできることなんだ…って。
これからも野球を続けていたら、落ち込むことも沢山あると思うけど。 達夫さんが残してくれたチームと、思い出が真之介クンを強くしてくれるんだろうな…。 人との出会いって、本当にすごい。
マンガ『お迎えです。』ドラマバージョンもオススメ！！
現在販売中の月刊LaLa 7月号に掲載のマンガ『お迎えです。』ドラマバージョン！も、とっても面白いのでオススメです！！
本日LaLa７月号発売日?。掲載されている「お迎えです。」はドラマ「お迎えデス。」の設定バージョンでお送りします。よろしくお願いします(^з^)-☆ pic.twitter.com/YNKGAYMWHu
— 田中メカ (@tanakameca) 2016年5月24日
ネタバレ感想はコチラ！→月刊LaLa7月号掲載のマンガ『お迎えです。』ドラマバージョン！ネタバレ感想 | こめなべ
