こめなべ

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接触冷感商品について、私が誤解していた3つのこと

こめなべ-20160725

流行りの接触冷感敷きパッドを使ってみたところ、汗が止まりませんでした

我が家には昔から、エアコンというものが無く。 夏場は扇風機と窓から入って来る、天然の風だかけが頼りです。 しかし、今年の夏は暑い!!暑過ぎる!!

いつもなら日が暮れると、少しは涼しくなるものですが、一向に気温が下がらない。 陽がサンサンと射している時間帯よりは低くなるものの…暑い。 寝苦しい夜を過ごす日々。

そんなある日、父が「CMで見たけぇ、買ってきた!」と"接触冷感敷きパッド"なるものを買ってきてくれました。 「外気温より、2度も低く感じられるんでぇ!これならエアコンなんかいらんじゃろう!」と興奮気味で、商品説明をしてくれます。

「外気温より、2度も?!そんなえぇもんが出来たんじゃあ…」と、父に感謝しつつ敷いて寝ることに。 ところが…ところが、ですよ?! 冷たいハズの敷きパッドが、みるみる熱を帯びててきて暑いのなんのって!! 寝転がってすぐから、じわじわと汗が湧いて出て、止まるところを知りません!

「こ…これは、使い方が間違ってるのかな?」と、裏にしたり表にしたり。 色々試しましたが、暑い。 普通のシーツのほうが涼しいくらいです。

接触冷感敷きパッドって、本当に涼しく過ごせるアイテムなの?? 疑問に思って、販売元のお客様センターに電話してみたところ、私の…いえ、私たち家族の大間違いに気づきました。

今回はその"3つの誤解"についてまとめてみます。

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接触冷感商品にはエアコンが必須条件!!

接触冷感敷きパッドというと、「エアコンなしでも涼しく快適に」的な謳い文句が出てきます。 なので「そうか!エアコンがなくても、涼しくなれる商品なんだ!」と…思いました。 とても、安易に。

けれどこの商品は、外気温にとても影響を受けやすいのだそうです。 高い気温のところで使えば、ひんやり感は味わえず。 気温の低いところで使えば、ひんやり感を味わえる…とのこと。

つまり、外気温直結のエアコンが無い部屋で使っていては、この商品最大のウリであるひんやり感を味わうことができないのです!! ある程度エアコンで冷やした部屋で、切ってから寝る場合とかなら、ひんやりを感じることができるのかもしれません。

我が家にはエアコンがないから、検証しようがないのですけども。 あくまで"エアコン必須"の商品でした。

"接触冷感"はひんやり感が持続するものではない!

「寝苦しい夜も快適に」と聞くと、「はぁ…一晩中、涼しいんだー」と思ってました。 この敷きパッドさえあれば、熱帯夜だって無敵!くらいの勢いです。 でも、大間違いでした。

"接触冷感"という言葉は、"触れた瞬間のみ、ひんやり感じる"ことを意味するのだそうです。 決して、ひんやり感が持続する…という意味ではない、とのこと。

そのため、使い方のコツとして。 同じ姿勢で寝ていると、その場所に熱が溜まってしまうため、こまめに寝返りを打ち、ひんやりする場所を作ってあげることが重要…だそうです。

また、"ひんやり感が持続する"と謳っている商品も、基準はあくまでその商品よりランクが下の物と比べてのことであり、一晩中ひんやり感が続くものではないとのことでした。

広告で使われている温度差の表示は外気温のことじゃない!

接触冷感敷きパッドを買って、「外気温より、2度も低く感じられるんでぇ!」ということを、強調していた父。 ところが、その"外気温"だと思い込んでいた数字は、そもそも気温を表しているんじゃないそうです!!

"他の製品と比べて―"という意味で、使われているとのことでした。 "他の製品が○度のときに比べ、接触冷感の商品は○度ほど、触れたときにひんやりします"…と、いう意味らしいです。 あくまで"触れた瞬間"。

し、知らなかったー!! ずっとこういうときに使われる数字は、外気温のことだと思い込んでました!! 全然違ってたー!!!

じゃあ実際、どのくらいの気温のときに、どれくらい感じるものなのか?と聞いてみましたが、「残念ながら使用されている状況や、感じる個人差があるため、お答えできません」とのことでした。

確かに。 体感温度って、人によって違いますしね。 それにしても…他の製品と比べたときの温度差って…衝撃的でした。

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接触冷感商品に対しての3つの誤解、解決!!

つまり、接触冷感商品とは…

1.エアコンが効いている部屋で使うものだった 2.ひんやり感は一瞬のもので、持続はしない 3.広告で使われる数字は、外気温のことではなかった

エアコンが無い我が家でも、涼しく過ごせるアイテムが登場してくれたのかと思いましたが、大間違いでした。 世の中の基準は、もはやエアコンありきなんですね。

エアコンが無いところでは、接触冷感商品で一瞬たりともひんやり感を味わえないことも学びました。 逆に熱がこもるのか、暑さが増しましたのでご注意ください(当者比)。

冬になれば室内の気温も自然と下がるし、この商品でひんやり感も味わえるんだろうけど…意味ないですよねぇ。 さて今晩からは、接触冷感敷きパッド外して寝よう。