こめなべ

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エライ人たちの言う“みんなの為にいいこと”って

こめなべ-20160803

エライ人たちの言う“みんなの為にいいこと”が謎

エライ人たちって、どこを見てるんだろう?」 そう思うことが、よくある。

例えば「働きやすい、職場環境づくり」。 エライ人たちは、机を買い換えてロッカーも減らし、コンパクトでお洒落な…まるでドラマに出てくるみたいなオフィスへ変身。 そして「どうです?素敵な職場で、働きやすくなったでしょう?」って。

でも、実際に仕事をする人間にとったら、作業スペースが減るのは致命的だし、書類を収めるロッカーまで減らされたら、床に積み重ねて置くしかなくなってしまう。

すると「なるだけ書類を減らせばいいよね」って、当然みたいなご提案。

ペーパレスな職場ならまだしも、ざんざか紙を出力して、ハンコをぺったんぺったん押していくってのに…減らせる訳がない。 その沢山の書類って、一度はエライ人たちのところにもまわってるハズなんだけどなぁ。

部下たちが日々、どれだけの書類を作成して、作った書類を保管するにはどれだけのロッカーが必要で…とか、イメージが湧かないものなんだろうか? それともエライ人たちの見ている世界って、そもそも全然別のものなのでしょうか??

不思議で仕方ありません。

エライ人たちの“みんなの為にいいこと”というお話を聞く度に、「どうしてそうなった?!」と、ビックリすることばかりです。 働きやすい…の基準が、そもそも違っているのかもしれないけれど。 だがしかし!!

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遠山の金さんとか、水戸のご老公とか

なんだかふと、「遠山の金さんとか、水戸のご老公とかスゴイよなぁ…(ドラマだけど)」と、現実逃避してしまいました。 地位あるかたが、実際に庶民の中に入って生活をすることで、実情を知る。 知るといっても上っ面を舐めるんじゃなくて、真に理解してそれを活かしてくれる。

いや、それよりも。 一緒になって、気持ちを共有してもらえることが、嬉しいのか…な。 自分の不便さや、辛さをエライ人たちに知ってもらって、それを改善してもらえればそれ以上に嬉しいことはないけど。

感情を共有できる喜びのほうが、大きいのかもしれない。

…どっちにしても、私は求めてばっかりだ。 そして、下からの意見(愚痴)ばかりしか言えてない。 これもまた物事の一面しか見えてないってことですね…。

エライ人の立場からも物事を見て、両方の意見が持てるようなれば、ちょっとは世界が広がるのかなぁ。 果たして、どうすればそんな目線が持てるようになるのでしょうか。 まず、そこからだ。