短所を長所に変換できるコツを見つけたい!
2016年7月13日より、毎週水曜日の夜10時から日本テレビ系列で放送されているドラマ『家売るオンナ』。 出演は、北川景子さん、工藤阿須加さん、千葉雄大さん、イモトアヤコさん、鈴木裕樹さん、新木優子さん、本多 力さん、臼田あさ美さん、梶原 善さん、仲村トオルさん。
今回も三軒家さんの視点に、「さすがー!!」と何度も頷いてしまいました! 「こんな物件、売れませんよー!」と愚痴るのではなく、この物件の何が魅力で、どういう人たちなら欲しいと思うのかを考える。
ドラマ『家売るオンナ』第2話を見たときも思いましたが、短所を長所に変換してゆくのが、三軒家さんは本当に上手い!! この発想法って、訓練すれば呼吸をするみたくできるようになるのでしょうか?
普段、自分の短所にばかり目がいってしまいがちですが…逆手に取ると、自分のいい所がいっぱい見つかりますもんね! ドラマを見続けることで、どうにかコツを掴みたいものです(切実)。
家売るオンナ:第3話は「片付けられない女」と「ミニマリスト」のカップルに家を売る https://t.co/V9r2zGPP71
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) 2016年7月27日
今回は、ドラマ『家売るオンナ』第3話のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。
ドラマ『家売るオンナ』第3話のざっくりしたあらすじ
三軒家万智(北川景子さん)は、歯科衛生士の女性・夏木桜(はいだしょうこさん)から、住んでいる6畳間のマンションを売りたいと相談を受ける。 早速、査定のために桜の家を訪れる、三軒家。 そこは足の踏み場も無いほど、物で溢れかえっていた。
三軒家はその中で、1枚の写真を見つける。
「物を捨てられない」と語る桜に、三軒家は「家を売るなら、一旦レンタルボックスで荷物を預かる」と提案。 販売の手続きを進めてゆく。
同じ頃。 保坂博人(中野裕太さん)からも、今住んでいる一軒家を売りたいと、三軒家は相談を受けていた。
三軒家の動きを探るよう、課長の屋代大(仲村トオルさん)から命じられた庭野聖司(工藤阿須加さん)は、博人の部屋に査定へ行く三軒家の後を追う。
博人の部屋は、ほとんど何も物が置かれていない状況だった。 「本当に必要な物だけで、充分暮らしてゆける」という彼の哲学では、広すぎるこの家も「ムダなもの」であった。 できるだけ、小さい部屋に引っ越したいと言う。
博人の話を聞いた三軒家は、桜のマンションを紹介する。 内覧で出会った桜と博人は、なんと元恋人同士!! 再会した2人は、もう一度やり直そうと誓い合う。
しかし…片付け魔の博人と、物を捨てられない桜では、同じ部屋に暮らすことは不可能だった。 再び別れを切り出す、博人と桜。
この2人を見ていた三軒家は、現地即売会で中々売れない、狭小住宅を思いつく! この一戸建ては、1階が3畳ほどの小さな部屋と、収納クローゼット。 2階はキッチンとダイニング。 3階は6畳間になっている。
1階を博人が…3階の6畳間には桜の部屋の荷物をそのまま押し込んで、いつでも使える状態にした。 そして、2階で一緒に過ごす時間を設ければ…。
価値観の違う2人が生活するには、生活空間をしっかり分けることだと、三軒家はアドバイス。 博人も桜も自分の価値観を変えないで、一緒に暮らせると大喜びして家を購入したのだった。
コンプレックスも受け入れてくれるから信頼しちゃう、三軒家さん
どちらかが自分の何かを我慢して暮らすのではなく、どちらともが自分の“好き”をそのままに暮らせるって、本当に素敵だなぁっ!
普通だったら「家を売るなら、物を捨てないと…」ってアドバイスされそうなのに、三軒家さんは桜さんの意志を尊重して「レンタルボックスで預かります」と言う。 桜さんは、何も変わらなくていいと。
自分でコンプレックスに思っていることを、誰かに受け入れてもらえるってメチャクチャ嬉しいもんなぁ。 三軒家さんの言葉を聞いて、我が事のように胸が温かくなりました。
もうさ、これだけで「絶対、三軒家さんに家を売ってもらおう!絶対、三軒家さんから、家を買おう!」って思えます!! 「家を売るためですから」と言われたとしても、自分が恥ずかしく思っていた部分を見て、笑ったり嫌な顔したりされなかっただけで、信頼してしまう。
さらに、好きなのに別れてしまった恋人と、一緒に暮らせる提案までしてくれるなんて…「三軒家様っ!!」って感じ!! 思いつきもしませんもん!戸建住宅で、部屋を完璧に分けて暮らすなんて。
しかも桜さんの荷物の搬出・搬入まで、パパッとやって実際に暮らすとこうなる…と、イメージしやすくしてくれている。 ここまでされると、博人さんも桜さんと一緒に住んでみるか?って、気持ちが動かされますよ!! さすが、三軒家さん!!
狭くて不便で短所ばかりに見えていた家も、住む人によっては「この家でなくてはならない!」ってものになる。 リフォームする訳でもなく、ただ"悪い所"だと思っていたところを"良い所"として扱ってあげただけ…これって、人にも当てはまることですよね。
三軒家さんの考えかた…発想の仕方って、勉強になるなぁ。