ただただ救いのある物語であることを祈るばかりです
2016年7月17日(日)夜10時30分から日本テレビ系列で放送されている、ドラマ『そして誰もいなくなった』。 出演は、藤原竜也さん、玉山鉄二さん、二階堂ふみさん、伊野尾慧さん、志尊 淳さん、今野浩喜さん、遠藤 要さん、おのののかさん、桜井日奈子さん、ミムラさん、小市慢太郎さん、神保悟志さん、ヒロミさん、鶴見慎吾さん、黒木瞳さんです。
藤原竜也もいなくなる!?『そして、誰もいなくなった』サバイバルゲームの行方 : https://t.co/87YkjHyCqc #JPRIME pic.twitter.com/JgzWdskcJG
— 週刊女性PRIME (@shujoprime) 2016年8月14日
第5話で、藤原さん演じる・藤堂新一さんが、真っ白い部屋で目覚めて―…という場面があるのですが、なぜか私の脳内では映画『SAW』が思い出されました。 映画『SAW』は、あまりにツライお話だったので、1作しか見れていないのですが…『そして誰もいなくなった』は、少しでも救いのある物語でありますように。
今回は、ドラマ『そして誰もいなくなった』第5話(2016年8月14日放送)のネタバレ感想を書きます。 苦手な方は、ご注意ください。
ドラマ『そして誰もいなくなった』第5話のざっくりしたあらすじ
藤堂新一(藤原竜也さん)は、同級生で元彼女の長崎はるか(ミムラさん)を、自殺に追いやったとして、同級生の斉藤博史(今野浩喜さん)に襲われた。 2人で揉み合いになる内に、斉藤は持っていたナイフが自らに刺さり、亡くなってしまう。
返り血を浴びた姿を、婚約者の倉元早苗(二階堂ふみさん)や近所の人たちに見られ、逃げ出す新一。 新一は、行きつけのバー『KING』のバーテンダー・日下瑛司(伊野尾彗さん)の自宅へ戻ってくる。 日下は、何も事情を聞かずに匿ってくれていたのだ。
外出から戻った日下は、新一の異常に気づく。 「人を殺した!」と取り乱す新一を抱きしめ、自らもまたパーソナルナンバーが無いことを告白する。
日下と話し、冷静さを取り戻した新一は、自首するため警察へ行こうと立ち上がる。 そこへ催眠ガスの入った筒が、投げ込まれた。 あっという間に、意識を失くす新一。
次に目覚めるとそこは、真っ白い部屋の中。 新一が辺りを見渡すと、寝ていたベッドの傍にうずくまっている、女性・君家砂央里(桜井日奈子さん)を見つける。 状況を理解したくて、砂央里に話しかける新一。 しかし彼女は、まともに相手をしてくれない。
彼女のパーカーのフードにある、紙片に気づく新一。 そこには数字と「仲間はずれはどれ?」と書かれた文字。 唯一の出口である扉の横に、タッチパネルが設置されているため、この問題を解いたらここから出られると、推理する。
問題を解いて扉を開けると、そこにはまた真っ白い部屋と、出口となるドアがある。 扉の傍には先程と同じく、問題とタッチパネルが設置されていた。 いくつか問題を解き、部屋を抜けていくと6つのスピーカーが置いてある部屋に着く。
戸惑う新一をよそに、スピーカーからは同僚の五木啓太(志尊 淳さん)や、弁護士・西条信司(鶴見辰吾さん)、上司の田嶋達生(ヒロミさん)、そして新一の母・万紀子(黒木瞳さん)の声が流れてくる。 それは彼らの電話を盗聴したものだった。
今まで知ることのなかった彼らの一面を知った新一は、「仲間はずれは、自分だ」ということに、気づく。 扉を開け、屋上に出るとスナイパーから、日下の命を盾に脅迫される。 日下を守りたい新一は、スナイパーの指示に従うことに。
バー『KING』へ行くと、そこには馬場(小市慢太郎さん)と君家が居り、奥から左手を負傷した日下も現れる。 そしてここに集められた人間は皆、パーソナルナンバーを持っていない為に、脅されていることがわかった。 4人は犯人からの指示、「世界を孤独に。そのために、君たちは今から7つの罪を犯す」を実行に移してゆく。
新一さんはパーソナルナンバー取り返すの諦めた?
なんというか…個人情報を乗っ取られ、その情報(自分)を取り戻すために、必死になっていたかと思ったら…新一さん、諦めたのでしょうか? パーソナルナンバー取り戻すこと。
盗聴されたみんなの声を、スピーカーで聴かされてから、ちょっと変わってしまった気がします。 犯人に対抗するための手段に気づいたのか? それともただ、流されることにしてしまったのか??
上手く言葉に出来ない歪みが出てきた気がして、モヤモヤします。
パーソナルナンバーが無くなった!!ってことが、一大事かと思ったら。 意外に他にも同じ境遇の人がいて(真相は定かではありませんが)、しかもそれなりに生活出来ているという事実。
「あれ?パーソナルナンバー無くても、特に問題ないんじゃないの??」って、思えてきたりして。 日下さんに至っては、バーまで経営してますしね。
最悪、“藤堂新一のパーソナルナンバー”を取り返せなくても、こんな風に生活できるんだ…っていう、お手本がいてくれるのは心強いですよね。 新一さんは元々頭がいい人なので、お手本を見せてもらえればすぐ自分なりにアレンジして、活かせそう!!
そうだ。 パーソナルナンバーを奪ったところで、この新一さん自身の能力までは再現出来ないんだ。 「全部を乗っ取られた!」って言うけど、新一さんの中にある能力は、新一さんだけのものですもんね!!
そう考えると“藤堂新一”という型にはまった状態から解放された今、これまでに考えもしなかった動きを、脳がしてくれそうな気がします。 想像もつきませんが。
そしてこのドラマが、どんな展開を迎えるのか…最早全く想像できません。