こめなべ

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マンガで学ぶ心屋仁之助の『お金を引き寄せる体質改善!』感想

こめなべ-20160914

自然とお金を引き寄せられる体質になりたいなぁ!

マンガで学ぶ心屋仁之助の『お金引き寄せ体質改善!』(心屋仁之助&マンガ・横山裕二株式会社KADOKAWA)。 心屋さんのお話が、マンガで読めるこのシリーズが大好きで、購入しました。 あと、タイトルに惹かれて。

マンガで学ぶ 心屋仁之助の お金を引き寄せる体質改善!

自然とお金を引き寄せられる体質になれたら…幸せですよねー!! お金持ちという言葉は、無条件に"いいもの"に思えます。 羨ましくて、憧れる…と同時に、どこかで「私には縁が無いもの」と、感じているのかもしれません。

この本は、お金の稼ぎ方について書かれているものではなく、どうすればお金を受け取ることに抵抗がなくなるかという…心構えが、書かれています。

たとえば、「努力して得たお金」と「ラクして得たお金」では、どこに違いがあると思いますか? どちらにも等しい価値があり、違いなんてありませんよね。中には、「努力して稼いだお金には価値がある」という方もいるかもしれません。確かにそこには達成感や特別な思いが生まれるかもしれませんが、あくまでそれは個人的な感情によるもの。しょせん、お金はお金。手にした経緯が違うからといって、その価値が上がったり、汚れたりすることはないんです。 >引用元:マンガで学ぶ心屋仁之助の『お金を引き寄せる体質改善!』 20ページより

これまで抱いていたお金のイメージを、本編でやわらかくしてもらった後。 あとがきを読んで、さらに考えさせられました。

お金の悩みって実はお金の悩みではないのです。 自分が自分のことをどう見ているのか。 自分がどれだけ自分に正直に生きているのか。自分がどれだけ満たされているのか。そのために自分がどれだけ、世界に対して心をオープンにしているのか、の「バロメーター」がお金-収入の量です。 >引用元:マンガで学ぶ心屋仁之助の『お金を引き寄せる体質改善!』 158ページより

自分に正直に生きる…正直に生きているつもりでも、できていないのかもしれません。 そう思って自分を振り返ってみると、意外な結論に達しました。

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人生が変わったという人が羨ましくて仕方ない!

読み終わって思ったのが、「私、文句いいながらも“お金ないー!”っていう、今の状況が心地いいんだな」でした。 心屋さんのブログや本を読んで…いえ、ブログは正直更新速度早くて、全然追いつけてませんが…「なるほど!やってみよう!」と、ミッションに手をつけてみるものの長続きしません。

でも「人生変わりました!」とか、「心が軽くなりました!」なんて感想を読んでいると、羨ましいのです。 「私もそうなりたい」と、強く思います。 お金だって、欲しいし。

ただ、いくら「どうせ自分は愛されてるし」と、自分を受け入れる言葉を唱えても、ピンときません。 まずはそこからだというのに…。 「初っ端から躓いている自分、情け無いー!!」とさえ、思うのです。

もしかして、これって逆効果? ふと、そう思いました。

実は表面の自分は「愛されてない」と思い込んでいるけど、無意識の自分は「愛されてるのなんて、とっくの昔に知ってるし」と、思っているのかもしれません。 そこへ「どうせ自分は愛されてるし」と、上っぺらで言ってみたところで、心の深い部分では「当たり前でしょ!バカバカしい!」と、突っぱねられているのかも。

なのに「嗚呼、“どうせ自分は愛されてるし”も受け取れない自分、ダメだー!!」と、これまた勝手に思い込んで、打ちひしがれる…「マゾなの?」。 その言葉を心屋さんのブログで読んだときは「うんうん」と、頷きつつもどこか他人事でした。 だけど、今回ハッキリと自覚しました!

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無意識からのわずかなサインこそ大事なのかも?!

違和感があるなら、まずその言葉にできない違和感のほうに、耳を傾けてみる。 私の場合…「どうせ自分は愛されてるし」と言っても、心になにも響かない。 それどころか逆に落ち込んでしまう…これは、どういうことだろう?と。

それはもしかして…私は既に“愛されてると自覚していて”(うわ、こう書くと嫌なヤツだな、自分)、さらに“現状に満足している”クセに、敢えて「足りない。まだまだ、足りない」と言い訳しているのかもしれません。 足りない言い訳をしている方が、自分にとって都合がいいから…。

なんだろう? 苦労しているとか、ツライって言ってるほうが(言える自分の方が)、カッコイイとか思っているのかな?? 「悩みなさそうだよねー」って言われたときに、悩みがないクセに「いや、実は昨日から体調が悪くて」とか、無理矢理それっぽいこと言ってみる感じ?

「悩み無いです!」っていうのが、負けた気になるんだろうなぁ。 無いなら無いでいいのにね。

まずは「実は幸せだったんだね、これでもさ」というところから、始めてみようと思います。 途中、絶対に他の人の持っている物(事)が羨ましくなるだろうけど、必要以上に熱くならず。 「あー…また羨ましくなってるわー」くらいで、いってみよう!! 人間なんですから、人を羨む気持ちがあったっていいですもんね。

それが"あるがままの自分を受け入れる"ってことなのかなぁ。 パッカーンには程遠いですが、ぼちぼち参りましょう。

前作『人間関係や仕事、恋にも有効! マンガで学ぶ 心屋仁之助の 「非常識」でコミュニケーションはラクになる (ダ・ヴィンチBOOKS)』も好きでした。