こめなべ

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映画『ゲットバック』ネタバレ感想-ウィルの脳みそ欲しい!

こめなべ-20160920

映画『ゲットバック』を見てかなりスカッとしました!

最近、気圧の変化に身体が追いつかず、どうも優れません。 そこで気分だけでも、スカッとできないかとアクション映画に表示されていた『ゲットバック』を見てみました。

出演は、ニコラス・ケイジ、ジュシュ・ルーカス、マリン・アッカーマン、サミ・ゲイル、ダニー・ヒューストン、M・C・ゲイニー、マーク・ヴァレー、エドリック・ブラウン、バリー・シャバカ・ヘンリー。

ニコラス・ケイジ主演ということで、期待してはいましたが…予想以上に面白かったです!! 今回は、映画『ゲットバック』のネタバレ感想を書きます。 結末についても触れていますので、苦手な方はご注意ください。

>参照:映画『ゲットバック』予告編 - YouTube

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映画『ゲットバック』のざっくりしたあらすじ

全米一の銀行強盗犯、ウィル・モンゴメリーニコラス・ケイジ)は、仲間のヴィンセント(ジョシュ・ルーカス)とライリー・ジェファーズ (マリン・アッカーマン)、ホイト(M・C・ゲイニー)と共に、FBIの裏をかき見事に金品を奪っていた。

ある日のこと、犯行を終え逃げようとしたウィルとヴィンセントは、掃除夫とぶつかる。 顔を見られたと言って、殺そうとするヴィンセントと、言い争いになる、ウィル。 ウィルは、人殺しだけはしないというポリシーを持っていた。

ヴィンセントの足を撃つ格好で、掃除夫を守り逃げようとするウィルだったが、盗んだ現金を取りに戻ると、1人だけ現場に置いてゆかれる。 仲間に裏切られたのだ。

FBIに取り囲まれ、絶体絶命のウィルは罪を軽くしようと、現金をすべて燃やしてしまう。 ウィルは、連邦刑務所で8年の刑期を終え出頭すると、娘・アリソン(サミ・ゲイル)に会いに行く。

ところが犯罪者として捕まり、8年も会えなかった父親に対し、アリソンは怒りをぶつける。 ウィルに届いた封筒を渡すと、アリソンはタクシーに乗って去ってしまう。 娘と喧嘩別れし、ウィルが向かったのは仲間のライリーが働くバーだった。

ウィルが刑務所へ入ってから、ブレーンを失ったチームはバラバラになり、ヴィンセントは死んでしまったと語る。 すると、先程アリソンから受け取った封筒が鳴りだした!

中を開けると携帯が入っており、電話に出ると死んだはずのヴィンセントの声が聞こえてくる。 再会を喜ぶウィルに、ヴィンセントは「アリソンを誘拐した。返して欲しくば、8年前に奪った1000万ドルを持って来い」と言う。

ウィルは、すでに手元に無いと話すが、ヴィンセントは全く信じない。 「持って来なければ、娘を殺す」と脅される。

ヴィンセントが本気だと悟ったウィルは、FBIに駆け込み事情を説明。 助けてくれと懇願するが、データ上ヴィンセントは既に死亡した人間だ。 そんな男がどうやって誘拐を犯すのか、と笑ってあしらわれてしまう。

自分で娘を助けるしか無いと、覚悟を決めたウィルは、ライリーの協力を得て再び銀行強盗を行う。 それは8年前に入った銀行で見た、金塊。 ウィルは刑務所にいる間、どうやったらこの金塊を奪えるか、シュミレートしていたのだ。

銀行の6ブロック先から地下に入り、金塊の置かれた金庫の床を、バーナーで焼く。 小さな穴しか開かないが、そこからさらに熱を送ることで、金を溶かして液状にする。 金庫から落ちてきた液体は、地下に流れる水で冷やされ、いびつな形ではあるが、固まってゆく。 それを、ウィルとライリーは2人で運び出した!!

FBIは、ウィルの足取りを追う内に、ヴィンセントが名前を変えて生きていることを、掴む。 そしてアリソンの行方が、わからなくなっていることもー…ウィルの話を信じる気になった捜査官たちは、お金の受け渡し場所であろうと推測される、遊園地へ急行する。

そこではウィルとヴィンセントが、死闘を繰り広げていた。 ウィルは撃たれ、息も絶え絶えになりながらも、ヴィンセントを倒し、アリソンを救い出す。 FBIは意識を失くしかけたウィルを見て、「今度の銀行強盗は、ヴィンセントの仕業だ」ということにしてくれた。

月日は流れ…元気になったウィルの住まいを訪れる、アリソンとライリー。 ウィルは、ライリーが乗ってきたトラックの荷台に、金塊が挟まっているのに気づく。 だが、これを自分のものにしてしまえば、銀行強盗犯になってしまう。 ウィルは、金塊を海へ投げ捨てた。

それを遠くから監視している、2人の男。 彼らはウィルが金塊を投げ捨てたことで、今回の事件がようやく終わったと安堵する。 彼らはFBI捜査官で、盗まれた金塊の量と、戻ってきた量が足りなかったため、ウィルが盗んだと考えていた。

そしてもし、ウィルが金塊を盗むようなことがあれば、逮捕するつもりだったのだ。 だが、ウィルは金塊を捨てた。 監視を終了する、2人。

ところが! FBI捜査官の目には映らない場所で、ウィルはちゃっかりと金塊をネコババしていたのだった。

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展開が早くて、どんどん緊張感が高まってくる

アクションはもちろん、カーチェイスは見られるし、頭脳プレイは「そうくるか!?」と思うようなものが次々出てきて…いやもう、ガッツリ見入ってしまいました。

時間の感覚、間違ってなければこのお話…朝ウィルが出所してから、夜になるまでの…1日の出来事なんですよね!? 次々と物語が展開していくので、緊張感が高まりますし。 なによりワクワクが止まりません!!

と、言うのも。 主人公・ウィルが7分に1回(個人的感覚です)くらいピンチに見舞われるのですが、切り抜けかたが上手い!! 心底「賢い人って、すごいわぁ…」と、思います。 天才って呼ばれる訳ですよ、ウィル。

武器とか特別持ってなくても、身体一つで闘えちゃうし。 犯罪に走らなくても、他の道でなんぼでも生きて行ける人だと思うんですよ! いっそ、FBI捜査官になっちゃうっていうのは、どうなんでしょう? 映画とはいえ、無理があるかな?

あー…ウィルの脳みそ…100分の1でいいから、欲しい。 もしくは、1日だけでもウィルの脳みそ使ってみたいです!! 自分では絶対に出て来ない発想に触れられたら、きっと人生変わりますよ!?

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