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マンガ『おはよう、いばら姫』第5巻ネタバレ感想-志津ちゃん可愛い!

こめなべ-20170207

志津ちゃんがどんどんかわいくなってきてたまりません!

1巻から4巻を読んで、物語と絵柄に惹き込まれまくっている、マンガおはよう、いばら姫』(森野萌著・講談社)。 続きが気になって仕方なかったので、5巻の発売に胸踊らせました!

>1巻から4巻までのネタバレ感想も書いています マンガ『おはよう 、いばら姫』1巻から4巻までのネタバレ感想 | こめなべ

なんかもう、どんどん志津ちゃんが可愛くなってきて、たまりません!! 逆に、哲クンはどんどん頼もしく、男らしくなっていっている気がします。

今回はマンガ『おはよう 、いばら姫』第5巻ネタバレ感想を、書きます。 謎とされている部分も書いておりますので、苦手な方はご注意ください。

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マンガ『おはよう、いばら姫』第5巻のざっくりしたあらすじ

高校生の三郷 哲(みさと てつ)は、アルバイトとして“丘の上のお化け屋敷”と呼ばれる、空澤(からさわ)家で家政婦をしていた。 主な担当は、空澤家の一人娘・志津(しづ)の身の回りの世話。

彼女は死者が憑依する…という、特殊な体質だったため、実の両親から気味悪がられていた。 霊の存在を理解できない周囲は、志津を“多重人格”と決めつけ、離れに軟禁しているのだ。

世話好きな哲は、志津と接するうちに彼女本来の姿を知り、好意を抱く。 志津もまた、優しくて新しい世界を見せてくれる哲に惹かれていった。

志津の存在が、母親である早苗(さなえ)の負担になっていると感じていた父親の貴志(たかし)は、勝手に外出を始めた娘に苛立ちを覚え、入院させることを決める。

志津の入院を知った哲は、彼女を自宅から祖父が経営する海の家へと、連れ出した。 哲は自分たちには“大人の味方が必要だ”と、考えたのだ。

哲は祖父に、志津が親の都合で強制入院させられるのを止めたいと、訴える。 海の家を手伝いながら、哲と志津(志津の身体を借りた“ハルミチ”…通称:ハルさん)は、今後のことを語り合う。

そんな中、突然、志津の人格に交代するという事態が起きた。 今までに無いことに、戸惑う志津。

哲は志津に、これまで自分がなぜお金を稼ぐことにこだわっていたかを、話始める。 交通事故に遭い、8年間眠ったままの母親・玲(あきら…通称:アキ)を、このまま入院させたいと思ったからだ。 入院にはお金がかかる…祖父と父親が、治療を諦めるか続けるかという話を偶然耳にした哲は、必死で玲の入院費を貯めていた。

祖父と父親にその事実を明かしたとき、祖父は哲自身の人生を想って言葉をかける。 それは優しさからだったが、玲を諦めるよう説得されたようにも思えた…そこへ、志津が乱入し哲の気持ちを代弁する。

立ち聞きしていた哲の妹・涼(りょう)たちも乱入して、玲を諦めたくないと叫んだ。 その後…家族で話し合いがもたれ、玲の治療は続行。家族の問題を1人で背負おうとしないといった、ルールが設けられた。

志津の居場所を聞いた早苗が、民宿に駆けつける。 ところが志津が行方不明に…哲の妹の鈴(すず)の行方も掴めない。 早苗は、もしかしたら山の上の神社にいるのではないか?と、哲に告げる。

哲は早苗を連れて、山の上の神社へ向かった。 そこには志津と鈴が仲良く座っていて…哲はその雰囲気から、志津の中にいるのが“ミレイ”だとわかる。 志津ではないことに驚く早苗は、それでも自分の娘の無事を喜び、初めて志津を力一杯抱きしめた。

どんな娘でも、共に生きてゆく覚悟を決めた早苗の前で、ミレイは自分が玲だと告白する。 そして、これからも早苗を応援していることを、告げた。

早苗は貴志とも向き合う覚悟を決め、話し合うが…貴志は聞く耳を持たない。 貴志にとって大切なのは、早苗ただ一人だったのだ。 しかし早苗にとっては、自分だけが大切なのではないことを知り、彼女の想いをなんとか理解しようと、貴志は早苗たちとしばらく距離を置くことにする。

志津は早苗と共に、生活を始めることになった。 それは…志津の身体を借りていた霊、志津の祖父・志信(しのぶ)やハルミチ、ミレイ、カナトたちとの別れの時間が迫っていることを意味していたー…。

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貴志さんの狂気の源泉を知れて納得!!

貴志さんの想いが知れて、なんだか胸が熱くなりました!! ただの狂気じみた、怖いお父さんという印象しかなかったので。 貴志さんの、子どもの頃からの人格形成を読み進めていくと、同情してしまうというか。 歪んでしまうのも、納得というか。

精神的に閉じ込められた檻の中で苦しんでいたときに、初めて手を差し伸べてくれたのが早苗さんだったんですね。 早苗さんのおかげで、貴志さんはきっとその檻をぶち破ることができたんだろうなぁ。

“彼女を守る”。 それが貴志さんの、なによりの力になっていて…早苗さんを苦しめるものは、例え我が子であれ許さないぞ!!という…極端な方向に走ってしまった。

すごく怖く思えていた貴志さんを、「なにがあってもブレない人なんだ…スゴイ」とさえ思ってしまう程です。 それだけ…早苗さんだけを、愛しているってことですもんね。

早苗さんが頑張って、志津と3人で一緒に暮らしたいと、説得していましたが…本当に納得してくれる日が来るのかなぁ。 少し、心配です。

今回、志津ちゃんと早苗さんが、少し歩み寄れたので本当に嬉しくて!! 紆余曲折あっても、いつか空澤家が三郷家みたいになるといいのにと思います!!

ただ、次巻の予告に“完結”ってついてたんですけど…まさか、終わってしまうんでしょうか!? 好きなのに、大好きな作品なのに!! 早く続きが読みたいですが、最終回は見たくないという、訳のわからない心境になっています。

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